阪神淡路大震災から30年。 あれから30年を経過しましたが、忘れることのできない日です。
私の住む加古川市も大きく揺れ、怖さで何もできませんでした。 私の家の屋根も一部崩れ、修理に貯金がなくなり、大きな借金をすることになりました。 人生の生活が一転しました。 3日後、勤務校から救援物資をもって芦屋市まで行きました。 その時の光景は、あまりにもすごく、脳裏に深く残っています。 私も車を運転しながら、無事に目的の被災地にたどり着き、帰れるだろうか? と心配するぐらいでした。 現地まで8時間かかりました。 物資を届けましたが、炊き出しまでできませんでした。 被災者の方々からお礼と、逆に無事に加古川に戻れるように激励してもらいました。 人のたくましさを感じました。
余震はしばらく続き、勤務校にも疎開の生徒も多くいました。 近隣にも仮設住宅ができ、震災の影響は長く続きました。
よく復興という言葉を耳にしますが、災害を受けたものには、復興はなく、失ったものが大きく、その辛さを少しでも軽減できる支えが大事だと思います。
今回の『寄り添う』のキャッチフレーズは、とてもよいと思います。
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